2016/04/22
日野皓正ライブ・イン・ニューヨーク
このテープの音源のデジタル化には非常に苦労しました。昨年、たぶん11月頃に1回デジタルにしたのですが、その際”キーキー”と激しく言う音がデッキの方からしたのですが録音するとその音は入っていないのでそのまま録音をしました。
再生音は、”キーキー”とは言わないのだが、音がビリついているというのか、聞けるんだけれども聞きたくない音という感じになってしまいました。
今回も早速シリコンを使って再録音(デジタル化)をしました。
Tense Anniversary Sound Trip サダオ・インLA,NY,ジャマイカでも書いているように、やってみれば簡単にできました。
勿論この段階では録音はしていません。
テープをデッキに掛けて、通常の再生をします。
すると、”キーキー”となった箇所に磁性体側に、割り箸に脱脂綿を巻き付けそれに少量のシリコンを吹き付け、この脱脂綿を軽くつけるだけです。
こんなことでほんとにと思いますがテープが静かに回ります。
これを、テープが終わるまで繰り返すわけです。
なれてしまえば簡単ですが、時間がかかります。
いい音で再生したいという願いを込めてやりきりました。
昨年録音した音と比べてみると、今回の音が実にクリアーに聞こえてきます。(実際にその通り、どこが違うと言われても困りますが、ガサガサのセロファンから景色を見ていたのが、直接ものを見たら鮮明に見えたという感じでしょうか。)
とにかくこうしてできあがりました。
「日野皓正ライブ・イン・ニューヨーク」は、司会:日野皓正、Guest:児山紀芳と言うことですが、番組が始まってくるとやっぱりこの役割は逆転しきます。
聴いていてもその様に聴いた方が落ち着いてストンと落ちるという感じです。
今回のCDの背景は6曲目のAboriginalをイメージしたものにしたいと思ってデザインしました。
手拍子から始まりるシンプルだがリズミックな音楽。
放送大学の「音楽・情報・脳」に出てくるバリ島のケチャを連想して聴いていました。
これも2万Hz以上の音を無限に聞くことが出来たらさぞかしいいのだろうと思いながら聴きました。(エアチェックなのでそれはムリですが)
メンバーでギタリストの ルー・ドルフィー・チェロ はスペルが解らず、イタリア系らしいのですがネット上でそれらしい名前を見つけることが出来ませんでした。
1.Yellow Jacketは、日野皓正の曲紹介から始まり演奏がかぶっていますが、カットしてフィードインで編集しました。
4.Merry-Go-Round は、A面の途中でテープが終わり続きはB面となっているが無理矢理編集しました。
但し、A面の音量が大きい音だったのに、B面は小さな音がどちらもカットできそうにないので乱暴にそのまま繋ぎました。
ちょっと注意をすれば気がつく程度です。
デジタルの現代であればハードデスクの要領さえ核をしていればこの様なことは起きないのですが。
1.Yellow Jacket
2.Jalan Jalan
3.Cherry Hill Angel
4.Merry-Go-Round
5.T Funk
6.Aboriginal
日野皓正(cornet)
Dave Liebman(s)
ルー・ドルフィー(g)
Butch Campbell(g)
Manolo Badrena(per)
Donald Alias(per)
Tom Barney(b)
Richie Morales(ds)
Kenneth Kirkland(key)
生の録音データです。
放送日:1981年12月20日
放送局:NHK-fm
番組タイトル:日野皓正ライブ・イン・ニューヨーク
Mc:日野皓正、 Guest:児山紀芳
音源収録日:不明
収録場所:Seventh Avenue South
101 Mc:日野皓正
102 Yellow Jacket
103 Mc:日野皓正:児山紀芳
104 Jalan Jalan (”さんぽ”という意味のようです)
105 Cherry Hill Angel
106 Mc:日野皓正:児山紀芳
107A Merry-Go-Round (テープを掛け替えたため演奏が途切れます。が編集して一本に)
107B Merry-Go-Round
108 T Funk &日野皓正メンバー紹介
109 Mc:日野皓正:児山紀芳
110 Aboriginal
111 Mc:日野皓正:児山紀芳
Mc:部分については1枚のCDに納めることが出来なかったのでもう一枚!
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