ハイパーソニック・エフェクト

先日、放送大学の面接授業を受けてきました。
「音と音楽への情報学的アプローチ」という講座です。
担当講師は、仁科エミ放送大学教授です。
この講座を受けることにしたのは、第6回目に「オーディオメディアと高周波」というのがあり、CD作りに役に立つ話があるかも、また、音楽についてのおもしろい話があったら良いな!ぐらいの気持ちで受講を申し込みました。

講義が始まり午前中に衝撃的事実が・・・
実は、課長域を超える高周波の中にどうも大事な情報が含まれているらしいという話なのです。

講義の中で
「科学者・大橋 力が音楽家・山城祥二として遭遇した音の謎への対応」のところに書いてあるのですが
「く山城がスタジオワークの中で気づいた奇妙な現象>
50kHz以上の聞こえない超高周波を′電子的に強調すると、音の味わいが歴然と深まって感動的になる。
LPの全盛期にはこの技をく隠し味〉としで使って・・・・・」
そして
「同じマスターテープからつくった作品でも22kHz以上の周波数を記録できないCDではこのく隠し味〉が全然利かず、音質も感動も格が落ちてしまう。」
ということで
「この音と感動の違いにはアーテストとして命をかけることができる。それが科学的に否定されるなら、実験のやり方に問題があるのではないか。過去の研究方法の全面的な見直しに着手」
ということだったようです。

今もいろいろ研究中のようですが、確かに思い当たることがあります。
大音量の野外コンサートに行ってくると目がよくなったような気分になったり、するのはこの講義を聴くとどうもその高周波のおかげのようです。
また、レコードは70kHz位まで録音できるため高周波が含まれている場合もあるそうです。
CDは可聴帯域の音を録音できれば良いという考えで20khz位まで録音できるようになっています。逆に言えばそれ以上の音は捨てているというわけです。これが問題のようです。

講義の中で、チェンバロは高周波が含まれていたということでしたが、ピアノは20kHz位までしか聞こえないようです。
西洋音楽はきっと合理的なのかもしれません。
ここで考えたのが、ピアノの発達史です。以前「スタインウェイ物語」を読んだときに大きい音が出るようにしていた。」というようなことを読んだ気がします。
きっと、この過程で、超高周波を切り捨てて可聴音を大きくすることになったのだと思います。
この講座を聴いていると、発達とは何かと言うことを考えさせられます。

今デジタルの時代になり、録音したものの編集や、CDをかんたんに作れるようになりましたが、今の規格のままでは超高域周波数を録音することはできません。

今勉強中ですが「科学」の3月号にハイパーソニック・エフェクトについての記事があります。

また、放送大学大学院で「音楽・情報・脳('13)」があります。
第1学期:(土曜)8時15分~9時00分
第2学期:(水曜)11時15分~12時00分
にテレビの放送もあります。


音楽・情報・脳 (放送大学大学院教材)音楽・情報・脳 (放送大学大学院教材)
(2013/03)
仁科エミ、河合徳枝 他

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科学 2013年 03月号 [雑誌]科学 2013年 03月号 [雑誌]
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コメント

昔JAZZのお師匠さんである人に「音は骨で聴け!」といわれ、ロケット工学の権威である故糸川英夫氏の提唱する「ボーンコンダクション理論」という考え方、音楽の聴き方があるのを教わったのを思い出しました。

Re: タイトルなし

わんわんわんさん、今晩は。
「音は骨で聞け」確かに、耳で聞くことになれすぎているのかもしれません。
耳で聞くだけなら、ヘッドホーンで充分ですし、振動も含めて人間の耳に聞こえない音が重要なのかもしれません。
いずれにしても、もっと勉強してみたいと思っています。

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主に、過去のアナログ音源をCDにしています。
最近は、ライブなどのCDも作っています。

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