「ビル・エヴァンスについてのいくつかの事柄」について

メディアテークに行って時間つぶしをしていたら、この本が2冊あった。
それはそれとして、手に取ってみると、このCDを聴けばエバンスが解りますというたぐいの本では無くエバンスの一生を書いている本のようだったので読んでみることにしました。

エバンスのイメージとしてこの本の表紙のような人で音楽もこの表紙のようなイメージなのですが本を開くと
・・・・・・・・1980年の夏、ヨーロッパ・ツアー中に行なわれたあるインタヴューで「私は音楽に対してはシリアスだが、音楽以外のことに関してはルーズな人間だと思う。だが私には〝シリアスな人間〟というイメージがつきまとっている。レコードのジャケットをみればわかるだろう、私はいつも苦悩に満ちたような表情をしている。私自身、(このいつも眉間にシワを寄せて深刻ぶっている男は誰なんだ?)と思うくらいだ。つまりは、こういうことだ。私のポートレイトがあったとしよう。そのポートレイトのほとんどで、私は微笑んでいるか、リラックスしている。だがレコード会社やマスコミは、笑っていないシリアスな表情の写真を使いたがる。理由は私にもわからない。つまり、そういうことのくり返しで、私には〝シリアスな人間″というイメージが定着したのだろうと思う。ただし人前で大口を開けて笑ったことはほとんどない。なぜならずっと長い間、私の歯はボロボロで、とてもみせられるようなものではなかったからだ」

と言うことらしい。
イメージを大切にするためにこのような写真を使ったのだと言うことが解ったが、インタビューの最後のところがおもしろい。
「歯がボロボロだったので・・・・」と言うところは思わず笑ってしまします。
きっとユーモアのある人だったのでしょう。

1980年9月15日、51歳で人生の幕を閉じるまでについて書いてあります。
彼の人生は麻薬との闘いとうか、それを断ち切れなかった事が彼の人生を短くしていますし、その意味で多くのファンを裏切ったのだと思います。
麻薬を絶っていれば20世紀中はエバンスのピアノが聴けたのだと思います。
とても残念です。

Datefm(たしか当時はFM仙台でした。)のオールナイトジャズでのエバンスのインタビューを思い出します。
インタビューの途中でクラッシックの曲を弾いているあの音源です。
かなり聞き取りにくい音ですが、あの音が好きです。

スコットラファエロが1957年に他界したときに
「葬儀の直後,ラファエロは姉にこう語ったという『僕は25歳で死ぬような気がするんだ』」
と、そしてラファエロは25歳の時人生を閉じるのですが、
ラファエロの父の他界の年齢は51歳でした。
そしてエバンスの他界した年齢も51歳です。
何か因縁めいた者を感じます。


ビル・エヴァンスについてのいくつかの事柄ビル・エヴァンスについてのいくつかの事柄
(2005/03/19)
中山 康樹

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