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上原ひろみ JAPAN TOUR 2019 "SPECTRUM"

久し振りの上原ひろみのコンサート
今回の内容は、当然この秋に発売された "SPECTRUM"のコンサート。
いつもは発売された年の東京ジャズに出演しての12月のコンサートになっていたと思うのだが、今回はCDの発売が9月だったこともあり、そうはいかなかったのかもしれない。
会場は今は名前を変えて”日立システムズホール仙台”となっている。
10年前に、”青年文化会館”でソロコンサートをしたといっていた。
確かにこの会場では、2回目の演奏会だと思うけれども、デビュー当時この建物の”シアターホール”でのコンサートがあったように記憶している。
それはさておき
今回のソロアルバムは手元にあるがあまり聞いてはいません。
CD作成が忙しく?あまり他のCDを聞いていません。きっと気持ちに余裕がないのが原因と思われます。

今回のコンサートでジャズを聴き始めてコルトレーンの演奏を聴いたときのことを思い出しました。
最初にメロディーが来て安心しているとその後理解できないことがが出てきて頭がグチャグチャになってなんとか理解しようとしていると、又メロディーが出てきてホットすると演奏が終わってしまうと言うことを繰り返していました。
ジャズのコンサートに行ってもしばらくは聞いたことがない曲に戸惑っていました。(ジャズは即興演奏なので大部分が初めて聴く曲なので頭を混乱させるためにコンサートに行っていたようなものです。)
これを繰り返していていつ頃からか、聞いたことがない曲も楽しめるようになってきました。

今回の上原ひろみのコンサートで久し振りにコルトレーンを聞いたときの状態になりました。
昔ほど頭は混乱しませんでしたが、メロディーが出てきたときにはちょっとホットしました。
きっと、演奏者が次のステップへと登る時間に立ち会ったと言うことになるのだと思います。
その瞬間に立ち会ったと言うことになります。
これからどんな演奏をするのだろう。

当日の演奏曲目
上原ひろみセトリ



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BULE GIANT NIGHTS 2019

9月19日BULE GIANT NIGHTS 20192019」が仙台の電力ホールで行われました。
ジャズマンガ「BULE GIANT」のイベントです。
主人公の宮本大は仙台出身なのです。

会場にはきっと原画とか、それにふさわしいような何かがあると期待していたのですが残念ながら普通のコンサートという感じです。
最初に、演奏が始まる前に作者の石塚真一さんの録音メッセージが流されたくらいです。
上原ひろみさんが「BULE GIANT」の熱烈は読者らしいのでちょっぴり期待していたのですが、
Mc嫌いのひろみさん、何事もなく通過

ステージは、多分3部構成
第一部 
オーデションを勝ち抜いたというメンバーの演奏
ピアノ18歳、ベース18歳、ドラム15歳、サックス16歳
と言う構成、ちょっとドラムがいい演奏をしていたと思う。
第二部
NYからジェームス・フランシーズ率いる超実力派バンド
と言うことでしたが、残念ながらあまり趣味には合わず、ちょっと退屈でした。
第三部
個人的な本日の目玉、上原ひろみとエドマール・カスタネーダ
確かおととし結成されたのですが、仙台でのコンサートは今回が初めてどんな演奏になるのだろうかと期待していました。
一曲目は多分A Harpy in New York だと思う
音的には、ピアノの音と、ハープの音が矢のように飛び交っている音なのに、音楽として融合して聞こえてくる。
音的には、ケンカをしてぶつかり合っている音なのに溶け合って聞こえてくる。
不思議な空間でした。
あれだけ尖っている音は生演奏でなければ聞けないのかもしれない。

アンコールが最高でした。
これだけでも今回のコンサートに来たかいがあったというものです。
ステージに登場して来たのは、当日のピアニスト3人
何やら即興らしい演奏を一緒だったりバラバラだったりから始まります。
18歳のピアニストもです。聴いている方も不安だったのですが、きっと本人もだと思います。
そうこうしているうちに、当日の出演者全員が登場、ドラムが二人、15歳大丈夫か、
ピアノとハープのかえあいがちょっとあり、メロディーが現れてきました。
チック・コリアのSpain
ここからはもう会場全体がもう当然に盛り上がりました。
ニューヨークからのピアニストが自分のepなのに上原と譲り合って居る光景が微笑ましかった。
ここでも15歳のドラム、二人で休み無く演奏していたのですが、いい演奏をしていました。
演奏が終わって挨拶をしていると、18歳のピアニストが感極まって涙を流していました。
隣にいた上原ひろみも驚いたようでハグしていました。
とってもほほえましい光景でした。
このアンコールで全てです。
第一部も第二部もそして第三部もそれなりに良かったのでしょうが
このアンコールが残っています。



仙台で(大の故郷で)の演奏はきっと彼らを大きく成長させるでしょうし、東京でのコンサートのリハーサルとしては最高の経験だったと思います。

上原ひろみ×熊谷和徳

久し振りのコンサート、そして今年はもう数日で終わる。
個人的には、年納めコンサートのようなものです。
久し振りに、ハイパーソニックエフェクトを浴びてくる。
心地よくてちょっとうとうと、いろんな事を考えたりするのは、きっと脳が活性化しているからなのかもしれない。
熊谷和徳が砂をまいて(多分小さな瓶から撒いていたのは砂だと思う)タップを踏んでいたときのは、綾戸智恵のCDに入っている、日野元彦のタップを思い出したりしていた。
上原ひろみ熊谷和徳
本日の演奏曲目
いつもながら、アンコールはこちらもリラックスしているせいか集中できるような気がする。
上原ひろみは、熊谷和徳の故郷でのコンサートと言うことで数日前からうるうると行っていましたが、アンコールの後ちょっと涙があふれたようです。

上原ひろみがハープ奏者と

いつもの12月の日本公演、今年は「上原ひろみ×熊谷和徳 TOUR 2017」と言うことです。
TrioProject でないのはある意味残念ですが、本人達が健康であればいつか演奏は聴けるかもしれません。
熊谷和徳との演奏は生で聴くのは初めてです。
前回この組み合わせで仙台で演奏をしていますが、その時は行きませんでした。
今回は、5月のタップの公演(ほとんど話のみ)で肝心のタップの演奏を聴かなかったのを悔やんでいます。
この組み合わせで2011年に東京ジャズに出演しています。
これも勿論期待しているのですが・・・

上原ひろみのHPには
上原ひろみ×エドマール・カスタネーダ、アルバム「LIVE IN MONTREAL」
と言うのが載っていました。
ピアノとハープ、ユーチューブで演奏を聴くことができます。
面白い演奏です。
早くCDを聴いてみたいのと、生の演奏も聴いてみたいと思っています。
ピアノは打楽器、ハープは撥弦楽器、似てるようで音の張りとか違いがあり、それがまた面白い!

上原ひろみのコンサート

本日、上原ひろみのコンサートに行ってきました。
やっぱりアンソニーが中央にいないと言うことは不安を感じさせます。
アドリアン・フェローについては何もわからないし、良いのか悪いのか
ただなんとなく演奏がなじんでいないように聞こえました。
前半までは、今年2月のソロコンサート(トークショウと言うべきか)の方が良かったと思って聴いていました。
が後半は、サイモン・フィリップス ザ・トリオ・プロジェクトと行っても良いくらいでした。
確かラストの曲は、ドラムから始まってそのままこの曲がおしまいになると言うくらい長時間のドラムソロ、エンディングにピアノとベースが加わったという感じです。
アンコール曲は、サイモンがピアノのカーブの部分をたたいてリズムをとり、上原ひろみはサイモンのドラムをたたくと言うところから始まりました。
ラストの曲から観客は総立ち、そのままアンコールへと、
終わったのは9時半過ぎだったと思います。
今もまだサイモンの太鼓の音が鳴っています。

今回のコンサートを聴いてCDとまるで別物という感じがしました。
いつもは、東京ジャズのライブ放送でCDからの飛躍の音源を聴いて、この時期のコンサートとなるのですが。
今年は、アンソニーとサイモンが体調不良と言うことで東京ジャズの演奏も無し、と言うことでいきなり進化した[SPARK]を聴くこととなりました。
それと、多分アンソニーが今回来日できなかった分二人ががんばってくれたのだと思います。
サイモンのドラムソロの時は、正直そんなムチャしないでと途中まで思っていましたが、途中からは安心して聴いていました。

今回のコンサートはいろいろ新しいことにも挑戦していたようですが、またアンソニーと3人の演奏が聴きたい気分にもなりました。





プロフィール

つうきんのとも

Author:つうきんのとも
mCDdesigner
主に、過去のアナログ音源をCDにしています。
最近は、ライブなどのCDも作っています。

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